!makakom!*hatenablog

ブログのようなブログじゃないモノを目指しているつもり。いま・かこ・みらい=imakakomi≠!makakom!

はてなブログも質より量を追求したら?

はてなダイアリーで、以前みたエントリーに、質より量に学ぶ話があった。

陶芸のクラスの話で、グループを二つに分けて評価し、

  1. 作品の量で評価されるグループ
  2. 作品の質で評価されるグループ

としたときに、量で評価されるグループの方から、よりよい作品(より質の高い作品)が生まれたという話。

「量」グループの生徒たちは,多くの作品を作り出す過程において失敗を繰り返し,その失敗から多くのことを学ぶことができた。それに対して「質」グループの生徒たちは,最高の作品を作り出すための理屈立てにばかり時間を費やしてしまい,結果的に質の高い作品を生み出すための技能を身に付けることができなかった。

http://d.hatena.ne.jp/KZR/20080808/p1

これは、本当にそうだと思うのだけど、大事なのは「たくさんの失敗を繰り返す」というコトだと思うの。
結果は、確かに「質の良い作品」を生み出すことが目標だけども、そこまでの「課程」も大事だっていうことで。

これって、つまりは、「トライアンドエラー(和製英語)」を繰り返すのを、その課題を出した方がどれだけ許すか、にも関わってくる。

たとえば、これが、たったの1回しか許されなかったら、結局「トライアンドエラー」にはならないわけで。

同じようなことが、社会の仕組みでも言えると思う。
今って、とにかく、何でも、コスト削減、コストを下げる、予算を下げる、ことが命題になっているわけだけども。
そうなると「トライアンドエラー」なんて、悠長なことを許してくれない、そういう社会になってきてる。
それこそ、アレです、一回失敗したら、次は無い、っていう状況の連続というかね。

で、こうなると、結局、失敗がこわくて仕方ないので、思い切ったことは出来なくなるわけ。
その人個人というよりも、コスト削減しかみていない社会全体が、チャレンジャーを許さなくなる。
トライアンドエラーは、チャレンジャーの証。
でも、それすら許されなかったら、新しいモノも、またよりよいモノも産まれてこないと思う。

どんどん質を高めるには、それ以上に、量を作ってみないと分からない。
やってみなくちゃわからない(大化学実験でぇ)。
やってみて、失敗してみて、それから学んで次につなげてみないと、わからない。

はてなブログも、そう思うのですよ。
はてなブログも、もっと量を書けるようにしてほしい。
もっともっともっともっと、どんどんどんどん、何でもかんでも、アホほど、バカほど、うんこほど、なんでも書かせて欲しい。
その中から、大量のなんだか分からないようなものから、産まれるモノもあると思うのデスよ。

それには、もう、大量のユーザーを取り込むのも、やっぱり手だと思う。
最初の加速が肝心、それで、使い続けてもらう仕組みが大事。
いま見たく、「プレミアム感」だけでは、ダメじゃないかなーと思う。
早く、一般開放して、それで、ダメなところを、どんどんつぶしていきましょーよ。

それで、はてなブログをもっと書きやすくしてくださいよ。