マラソンをする芸能人と皇居のまわりの走り回る人たちの共通点
先が見えない不安にかられた人が、急に走り出したりしている、みたいだ。
昨日、NHKで安田美沙子が語っていた。
彼女はフルマラソンにも参加したらしく、休みの日は走っているらしい。
それで、走ることを趣味にしたきっかけは、
「芸能界で先が見えず、マラソンを完走したら何か見える世界があると思ったから(意訳)」
と語っていたのが印象的。
なるほど、だから、芸能人で急にマラソンに目覚める人って、なんかぱっとしない人が多いのか。
- 遠い:芸能界のゴール(ポジション)
- 近い:マラソンのゴール(目標)
を比べて、近い目標を設定するのか。
ある意味、正しいかも。
そういう話を聞いたのち、今日の夕方のニュースで、皇居のまわりを走る人が増えたってやってた。
それも、3.11以降、走る人が急増してるっていう。
これ、絶対に安田美沙子が走り出したのと同じ理由だと思う。
- 遠い:先行きが見えない将来
- 近い:皇居一周とうゴール
前者が見えないので、後者のとりあえずの目標と、そのゴールしたときの達成感を得ようとしてるんじゃないかな。
きっと、無関係では無いのだろう。
さらに、他の例でも、似たような例があった。
四国のお遍路さん巡りだ。
あれも、なにか、皇居の一周と、マラソンを急に始める人と、同じような印象。
- 遠い:願をかけなくてはならないような不安な将来
- 近い:お遍路さんを乗り越える
という、擬似的なゴールに向かっているような。
というか、どちらも「辛い目標」というのがあって、近いゴールも「自分にとっては簡単ではない」のかもしれない。
辛い思いの近いゴールテープを切ることで、そこが遠いゴール地点が見えないものに対する、スタート地点となっているような。
ということで、この3つには共通点があるって、メモ。
- 急にマラソンに目覚める人
- 急に皇居のまわりを走り始めた人
- お遍路さんにたび立つ人