!makakom!*hatenablog

ブログのようなブログじゃないモノを目指しているつもり。いま・かこ・みらい=imakakomi≠!makakom!

なかなかワクワクする文章

はてなブログのトップに書かれている文章が、なかなかよいと思った。

書き残そう。あなたの人生の物語。
短いつぶやきでは伝えきれない気持ちを、ちゃんと書き残しませんか。
はてなブログは、はてなの新しいブログサービスです。はてなダイアリーの良さを引き継いで進化した新しいブログサービスを、どうぞご利用ください。
http://hatenablog.com/

つぶやき→Twitterなのは、まああきらかなのだけども、
「書き残そう。あなたの人生の物語」というのは、なかなかいいなー、と思った。

でも、つぶやきにくらべて、エントリーというかブログの記事は、ハードルが高いのよね。

ハードルの高い理由は、ブログでは「起承転結」とか「序破急」とか、なんか話しの盛り上がりとか、結論めいたものを書かないといけないきがするから。

って、ああ、いま、これをはてな記法で書いているんだけど、太文字で書こうとすると、いまだに「b」でマークアップするのかしら?
ちょっとなんか、はてなブログHTML5でやるんです!とかあるのに、なーんか、こうb要素ってどうなのかしらそれ?

この場合は強調したいので「em」って感じがするのだけどもな、おれ的には…。

などと、話を横道にずらすのは、本来のブログのお作法的には、あまり好ましいものではない、のかもしれない。

でもねー、なんか、こう、ブログのエントリーとツイッターのつぶやきの間のような、そういう「あやふやなもの」を拾って、メモっておきたいのが、いまのおれのトレンドなのよね。

ツイッターって、起承転結でいうと「起」の連続なんだよね。
「起」の部分が、たとえば目の前でおこったとか、もしくは頭に浮かんだとかして、それをそのまま「起」としてつぶやいちゃう。
で、そこで、つぶやいたことで、さらにそれを受けて「承」につなげる必要は、基本的にない。
ずーっと「起」の連続というか、不連続のまとまりの連続というか、物語とか文章というものでは、やっぱりない。

まあ、人によっては、連続でつぶやくことで物語として伝えよう、という遊びをしている人もいるけどね。
たとえば、渡辺浩弐なんかは、ツイッターで連続でつぶやくことで、そのなかで現実かフィクションかが分からないような連載小説みたいなことを発表しつづけているし。
あれって、リアルタイムで、物語の主人公が体験していることが、どんどんつぶやかれていくので、時間とともに場所が移動したり、つぶやく時間が深夜なのか早朝なのかによって、主人公の立場がよりリアルに感じたりもする。
そういうのは、ツイッター小説ならではの発表の仕方だと思って、なかなか面白い。

また話がそれた。

なにが言いたいのかというと、はてなブログは、もうブログじゃなくても、いいじゃない、と思うのですよ。
アフィリエイトブログでもなく、2ちゃんねるのまとめブログでもなくて、それこそツイッターのまとめブログじゃなくてもよくて、もうそういうのは他に任せておいても、まあいいんじゃないかと。

もっと、先があるかもしれないじゃない?

おれは、まだ先があると思ってるのです。

落ちがないエントリーでも、話に起承転結がちゃんとしてないものでも、そして誰も読者がいなくても、それでも構わない。

どんどん、ブログに書く。
そして、記事同士を、自分の記事同士をどんどんつなげていく。
トラックバックで、他のブログとどんどんつながろう、とした時代もあったけども、結局、自分のブログを「宣伝する」材料にしか使ってなかったんじゃないかしら?
ならば、もう、他のブログのことは気にしない。
というか、他のブログも、全部とりこむ。
美味しいところは、むしゃむしゃ食べて、それを材料にして、自分の身体をブログを、大きくする。

そういうブログもいいと思う。
読者は自分。
自分だけは、全部のエントリーを読むことができる。
他の読者は、一部の公開エントリーだけ読める。
本当の読者は、自分。

近いのは、手帳という存在が近いかもしれない。
手帳って、本当の読者は自分なのですよ。
手帳のよさって、自分が読み返してニヤニヤしたり、あるいは、自分の思考の断片などが、あとあと自分の役に立ったりするのです。
それに、手帳には、起承転結もなくていいし、序破急で話を面白くする必要もないし、まして誰かに読んでもらわないと!って思う必要がない。
そう、自分のための文章であり、自分がわかればいい、ちょっとしたことしか書いてないかもしれない。
でも、それは、自分にとっては価値のある文章。
まさに、「自分の人生の物語」の断片が、手帳に残っていくのですよ。

いちいち、清書することもなく、思ったことを、思ったように、どんどん書いておく。
あとは、「相互リンク」があれば、手帳を上回る機能だとおもうのだけど、それははてなブログの中の人にかんばってほしいところ。

とにかく、なんでも、書いてみるテストをする。
っていうのが、おれのこのはてなブログのスタイル、かもしれない。

メモでも、何でも書き続けることで、何かが見えるかもしれない。
というか、はやく、相互リンク作ってよ、っていう長い愚痴?