!makakom!*hatenablog

ブログのようなブログじゃないモノを目指しているつもり。いま・かこ・みらい=imakakomi≠!makakom!

想定する読者の設定

ブログに限ったことではないけども、文章を書くときに頭においておかないといけないのは、その文章を誰が読むものか?というもの。

いわゆる、読者層の設定である。

たとえば、数学の本を書くときに、その数学の本を読むのは誰なのか?
数学をちょうど勉強している最中の高校生なのか?
それとも縁が遠い大人たちに「本当は数学ってこんなにおもしろいのよ?」と広めるための文なのか。
または、これから数学の道に引き込むために、小中学生にも分かるように書くものか。

これらの前提が違うと、書かれる内容も変わってくる。

で、ブログについても、全く同じで、どういう人に向けた文章なのか?
っていうのが、ブログを書く上では気を付けないとイケナイ点だったりする。
当たり前だけど。

でも、さあ、ほら、手帳だったら、もっとそういう堅苦しい話は必要なくない?
ようするに、あとで、その記事を読むのは、作者というか筆者なわけで、想定する読者は自分ってことになる。

そうすると、どうなるか?
まず、書くまでのハードルが下がる。
ハードルが下がると、何でもかんでも書くようにナル。
その結果、玉石混交のサービスが出来上がる。
でも、でもまって、それでも良くて、ようはサービスを使う人がヤメなければいいのであれば、玉石混淆なんのその。
むしろ、その書かれたもの価値をわかっているのは、作者だけであっても、全くよいわけですよ。

でもでも、ここで起こる可能性は、同じように悩んでいる人の、手助けになるかもしれない、ということ。
たとえば、自分が迷ってること、もしくは、気になっていることをブログに書いたとする。
すると、それを「ググッて見つける」人が出てくるかもしれないのですが。
この時に!重要なのが!「相互リンク」なのですよ!!

って、この相互リンクの話は超重要なので、何度も、このブログでは書くつもりでいるんだけども。

とにかく、相互リンクがなぜ便利なのかを書いておく。
先ほどの話で言うと、たとえば、あるときに迷っていたことをブログで綴ったとする。
でね、そのあと、その問題を運良く解決したとするでしょう?
そのときに、相互リンク機能があると、解決した文章を書いたときに、「ああ、そういえば迷った時の文章も書いてたな」と思いだして、相互リンクで記事同士をつなげたとするでしょう?

するとですね、ある別の人が、同じように問題にぶつかって、ググったとしますよね。
そうして、流れ着いたブログに、自分と同じように悩みが書かれてるわけです。
で、その解決法はどうしたのかしら?…と思ったら、その記事の「相互リンク」に、後日の解決談が載ってる!となるわけです。
おおすごい!便利!

じゃあ、これが、一般的なブログだとできないか?というと、できない。
というか、すごくやりにくい。
なぜならば、A問題発生時、とB問題解決時、で、エントリーを分けて書くのが一般的だから。
それで、AとBを別々のエントリーを読んだひとには、そのつながりは分からないわけですよ。
もしくは、Bの問題解決時に、エントリーを書いた人がものすごく親切で、Aの記事をメンテしなおして「Bに解決編を書きました」みたな追記を書いてくれたら、まあAとBのつながりを見つけることができるかもしれない。
でもね、それってとってもめんどくさい。
じゃあ、話が、ABCDEと連続するような場合はどうする?

Aの記事を書いて。
Aの後に、Bを書いたときに、ついでにAも書きなおして「Bに追記があります」って書いて。
その後、Cを書いたときに、ついでに、AもBも書きなおして「Cに追記があります」って書いて…。
えーい!めんどくさいわ!
そんな感じで、関連するブログをメンテナンスするのが、ちょーめんどくさくなるわけですよ、今までだと。

でもね、これ、相互リンクがあれば、解決するわけです。
Cから、AとBにリンクをはる、ってやれば、それでおしまい。
相互リンクがそれぞれ、解決編の話にリンクできちゃうわけです。

ああ、なんだか、話がそれまくった?

とにかくですね、想定する読者は「まず作者」のみで大丈夫。
そうして、相互リンクがあれば、あとは記事をたどることもできちゃうの、ってことが言いたかっったわけ。

欲しいぜ、書けば書くだけ、ほしい機能だぜ「相互リンク」って思う、今日この頃。
いかがお過ごしですか?