!makakom!*hatenablog

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DQNネームメモとかなんとか

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:22:10.55 ID: BgF0rljy0
今年生まれる予定あるんだけど、保健所から命名についての注意ってことでこんなプリント届いたwww
f:id:imakakomi:20120206104237j:plain

http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3273908.html

なんか、これ、すごいな。
本当に、この名前で、人生70年〜80年を、子どもたちは過ごすのか。
もしかしたら、今後の日本は、こういうのが当たり前で、おれたちの名前こそ古いと笑われるのか。

◆男の子

  • ア行
    • 有翔:アルト
  • カ行
    • 翔空哉:カグヤ
    • 奏風:カナタ
    • 琥南:コナン
  • サ行
    • 侍大:ジオ
    • 星穏:シオン
    • 心暖:シノン
    • 晴心:セイン
  • タ行
    • 大虎:タイガ
    • 奏人:タクト
    • 光舞:テルマ
    • 斗夢:トム
  • ナ行
    • 光輝:ナイト
    • 子央:ネオ
    • 音穏:ネオン
    • 望空:ノア
    • 乃海:ノア
  • ハ行
    • 遙空:ハルク
    • 響空:ヒイロ
  • マ行
    • 望来:ミライ
    • 芽生大:メイト
  • ラ行
    • 琥神:ライガ
    • 月:ライト
    • 來夢:ラム
    • 煌羅:ラム
    • 琥宇九:ルウク
    • 瑠楓:ルカ
    • 琉希亜:ルキア
    • 琉煌:ルキヤ
    • 怜音:レイン
    • 伶音:レノン
    • 獅人:レオト


◆女の子

  • ア行
    • 星:アカリ
    • 朱羽:アゲハ
    • 朱香:アロマ
    • 彩巴:イロハ
    • 謡愛:ウタイ
    • 羽星:ウララ
    • 羽蘭:ウラン
  • カ行
    • 心奏:カナデ
    • 珈恋:カレン
    • 苺姫:キララ
    • 輝星:キラリ
    • 来瞳:クルミ
    • 紅亜:クレア
    • 心暖:ココア
    • 奏音:ソラ
    • 奏楽:ソラ
  • タ行
    • 月詩:ツクシ
    • 天響:ティナ
    • 輝南:ティナ
  • ナ行
    • 音緒:ネオ
    • 音彩:ノア
    • 海音:ノン
    • 暖音:ノンノ
    • 音流:ネル
  • マ行
    • 萌香:モカ
    • 海穏:ミオン
    • 実新:ミニイ
    • 明柊:ミント
  • マ行
    • 月華:ライカ
    • 羅夢:ラム
    • 月雫:ルナ

元ネタがわかる名前もあるし、さっぱり分からないのもある。
というか、「月」「奏」「穏」「音」「流」「羅」とか、ホント好きなのね。

かつて、「悪魔ちゃん命名騒動」というのがあった。
子どもに、「悪魔ちゃん」と名付けようとした親を、マスコミがよってたかって取材して、テレビをみていた視聴者も、あれはおかしい!そんな名前つけたらかわいそう!的な騒動になった。
あれが、1993年で、今から20年以上前の話だ。
そのときの様子をwikipediaから引用すると。

「悪」も「魔」も常用漢字の範囲であることから受付されたが、市が法務省民事局に本件の受理の可否に付き照会したところ、子供の福祉を害する可能性があるとして、親権の濫用を理由に不受理となった。
届出者は、東京家裁八王子支部に不服申し立てを行い市役所と争った結果、家裁は「命名権の乱用で戸籍法違反であるが、手続き論的立場から受理を認める(親側勝訴)」との判断を下したが、市側は東京高裁に即時抗告した。
その後両親は、男児が悪魔との名前に反応していることを理由に、他の漢字を用いて再度「あくま」の名で届け出ようとしたが、市役所は不受理とした。届出者は類似した音の名前を届け出て、これが受理された。
両親は不服申立を取り下げ、市側もこれに同意したことから、即時抗告審は未決のまま終局となった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E5%91%BD%E5%90%8D%E9%A8%92%E5%8B%95

両親がGOサインをだした名前を、市役所を含めて必死に止めようと、裁判沙汰にまでなったのだ。
いまは、訳の分からない名前をつける親が氾濫しているため、いちいち裁判沙汰にはらなないのだろうけど、おれに言わせりゃ「悪魔ちゃん」と似たり寄ったりのネーミングセンスだと思う。
「月=ライトちゃん」なんて、大量殺人犯だしなぁ。
ああ、そうなったら「琥南=コナンちゃん」が、推理してくれたらいいわけだ。

ともかく、結局のところ、名前なんて、親のエゴでしかない。
子どもには名前を選ぶ権利は無いのよ、どのみち。
なので、「悪魔ちゃん」で騒動になった方がおかしいと、おれは思う。

そういえば、「まんきち」という名前を持った男の子が、おれの小学生の時代にいたわ。
マンコキチからのマンキチという、音の名前からして、卑猥っていうか。
というか、それこそ「まんこ」ってつける親だっているっていうし。
そういうのは、将来、子どもが裁判沙汰にして、改名することもできたって聞くけど。
「満子」なんて普通にいるし、音からしたら「まんこ」って読めるし、先にあげたDQNネームだって、声に出したら「まんこ」よりはマシかもだし。

高校の頃には、学校の先生が、産まれた子どもに「らいおん」って読む名前をつけたって言ってたな。
「雷音」だったか「獅子」だったか、漢字までは記憶にないけど。

変わった名前で思い出すのは、アメリカのバスケットボールの選手の、コービー・ブライアント(Kobe Bean Bryant)。
彼は、お父さんが神戸牛のステーキ屋さんが大好きで「Kobe Steak House」からの、コービーだしな。
まあ、こっちの場合は、DQNネームと違って、名前の由来からつけられた感じだけど。
DQNネームの場合は、由来というより、音から先につけたんじゃないか?って思うところある。

そういえば、『ジョジョの奇妙な冒険』というマンガで、主人公達はみな、ニックネームが「ジョジョ」になるように名付けられている。
初代ジョナサン・ジョースター。二代目ジョージ・ジョースター。までは普通に、「ジョジョ」って感じ。
で、三代目は「空条承太郎」には、最初おったまげた。
これはないだろうと、このムリヤリ「ジョジョ」にした名前はないだろうと、思っていた。
けど、それがどんどんストーリーが進むころには、すっかり「承太郎さん」で、なじんでいたし。
名前なんて、そんなものなのかもなぁ。

変だ、おかしい、気持ち悪い、なにそれDQN!っていうけど、70年も80年も、その名前ですごせば、「そういうもん」ってなじむのかもしれないな。
願わくば、「奏音:ソラちゃん」と「奏楽:ソラちゃん」が偶然にであって、二人でユニットくんで「音楽を奏でて」ほしい、ところ。